2002,5,23〜
                                                   2002年6月3日
              各 位
 
                                                鹿児島大学法文学部
                                                 学部長 辰村 吉康
 
 

鹿児島大学法文学部シンポジウム

新たな法学教育におけるリーガルリサーチ
−法科大学院公開模擬授業−

開催のご案内

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謹  啓

 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。かねてより本学部の教育・研究には格段のご高配を賜り深謝いたします。
 さて、鹿児島大学法文学部におきましては、来る7月13日(土)午後1時30分より、「新たな法学教育におけるリーガルリサーチ−法科大学院公開模擬授業−」と題するシンポジウムを開催することといたしました。

 現在、法曹養成機関としての法科大学院設置に向けて、様々な角度から議論が進められておりますが、その中でも、法曹養成に有益なカリキュラムと教育方法の開発が重要な問題の一つであることには異論はないものと思われます。この法科大学院教育で求められているものの一つに理論教育と実務教育の架橋という問題があります。大学側からみてこの実務教育との架橋をはかる教育の具体的方法として、具体的事案から出発し、当該事実に関係する法律は何であるか、それがどのように適用されるか、当該法律はどう解釈され、またどうあるべきかを議論することが重要であると考えられます。法律専門家の作業は、常に具体的事案から出発する以上は、このような具体的事実を出発点とする教育方法が法曹養成教育の理念である創造的思考力、法的分析能力、批判的思考力などを涵養するのに有用であることは疑いありません。

 私どもは、数年前から、このような法律専門家の思考過程あるいは具体的な作業内容についての教育に取り組み、一昨年度より毎年開催しております「法と情報に関する鹿児島セミナー」で公表しておりますように、すでに一定の成果を上げてきております。そこで、このたび、リーガルリサーチを中心とした公開模擬授業を開催し、コメンテーターの方々からのご意見・ご批判を承りながら、よりよい法科大学院教育を目指すことを企画いたしました。

 基調講演としましては、名古屋大学教授の松浦好治先生に「豊かな発想とリーガルリサーチ−法律専門家に必要とされる技法−」と題してご講演していただきます。この基調講演では、法律専門家が作業するにあたって必要な技法、すなわちリサーチテーマを明確にし、文献リストを作り、読解し、他の専門家にとって有益な短い報告書にまとめるという一連の作業で必要とされる技法について論じていただきます。
 ついで、情報公開条例における個人名の取り扱いに焦点を合わせたリーガルリサーチの講義を行います。鹿児島大学法文学部法政策学科で管理運営している全国条例データベース*で検索できる500以上の情報公開条例を素材とし、@個人名公開について、各条例の定め方、A個人名公開の是非についての判例の状況、についてそれぞれ調査させ、どのような条文とするのが望ましいか、学生に議論させてみます。むろん、関連する学説・裁判例などの検討もふまえての議論です。
  この授業の開始にあたって、リーガルリサーチと呼ばれる講義の内容・意義、とりわけ法科大学院で教育する意味について、若干の説明をいたします。
 公開模擬授業の後、各界からご意見をいただき、よりよい講義を実現するためディスカッションを開催し、将来の法科大学院教育に活かしたいと考えております。
  当日は、できる限り多くの方々にご出席いただき、多くのご意見をいただければ幸いと存じます。またシンポジウム終了後、学内にてささやかな懇親会を用意しております。

 ご多忙のところまことに恐縮ですが、ご出席を賜れば幸いです。ご出席いただけます場合には、 所属・職名・氏名にくわえ懇親会(\3000/人)への出席希望について、e-mail(kenyone@leh.kagoshima-u.ac.jp)、あるいはFAX(099−285−7622) にて、6月28日(金)までにお知らせ下さい。
 

                                                   謹   白
        
 

 

   *全国条例データベース

  鹿児島大学法文学部法政策学科

 




鹿児島大学法文学部シンポジウム

新たな法学教育におけるリーガルリサーチ
−法科大学院公開模擬授業−

 

主  催 : 鹿児島大学法文学部
共  催 : 鹿児島県弁護士会 宮崎県弁護士会 
        鹿児島県司法書士会 南九州税理士会鹿児島県連
後  援 : 鹿児島県教育委員会 鹿児島市教育委員会
        鹿児島大学法文学部同窓会 鹿児島大学法学会


日 時 : 2002年7月13日(土)午後1時30分開始
(午後1時より受付開始)
 
会 場 : 鹿児島大学法文学部202号教室
    (鹿児島市郡元1丁目21-30)
 

****************   プログラム   ***************

基調講演

     「豊かな発想とリーガルリサーチ−法律専門家に必要とされる技法−」
   松浦好治    名古屋大学法政国際教育協力研究センター教授      
                   
公開模擬授業
 
「リーガルリサーチ−情報公開条例を素材として−」  
  司  会     佐野裕志 鹿児島大学法文学部教授
   授業担当    下井康史 鹿児島大学法文学部助教授
 
コメンテーター

安部敬二郎   福岡国際法律事務所弁護士
蔵元  淳     鹿児島県弁護士会
中島多津雄   宮崎県弁護士会
松浦 好治    名古屋大学教授                
吉田  肇     鹿児島地方裁判所判事 
                    (50音順)

総合司会  緒方直人 鹿児島大学法文学部教授
 
懇親会 午後6時より 生協教育学部店 エデュカ (参加費 \3000/人)


問い合わせ先 : 鹿児島大学法文学部法政策学科シンポジウム実行委員会事務局
           〒890-0065 鹿児島市郡元1丁目21-30 TEL 099-285-7620   FAX 099-285-7622

申込方法:所属・職名・氏名にくわえ懇親会(\3000/人)への出席希望を明記の上、
e-mail(kenyone@leh.kagoshima-u.ac.jp
あるいはFAX(099−285−7622) にて、6月28日(金)までにお知らせ下さい。

 

    全国条例データベース

   鹿児島大学法文学部法政策学科

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